3年後(2028年3月)に公務員退職を目指すブログ(19歩目)
足をお運びいただきありがとうございます。
3月も後半になってきて、出会いと別れの季節を迎えてきました。毎年この時期に考えるのは「転勤のストレス」です。
公立校教員の仕事で外せないのは、定期的な転勤です。職場が新しくなるため、それにかかるストレスも多いのが実態です。
転勤することで、引っ越しによる生活環境、職場での仕事の仕方、人間関係の構築、勤務先校の文化など様々なことに変化が生じます。そんな転勤が5〜10年間隔(各都道府県の制度・異動ルールによって変わります)で訪れるわけですから、それに巻き込まれる本人をはじめ、家族にとっては大きなストレスとなります。
加えて転勤先が決まるまでの何とも言えないモヤモヤ感…。今の転勤ルールを無視するような他の先生の異動先などによる心理的なストレス。
私も数回異動してきましたが、その都度胃が痛くなったのを覚えています。このストレスを感じたくないのも退職を考えた理由のひとつになります。あまり思い出したくない痛みですね。
今日は異動・転勤メリット・デメリットを考えていきます。
メリット:
1. キャリアの成長
異なる勤務地や特色や規模の違う学校での経験を積むことで、職業観や知識を広げ、キャリアの幅を広げることができます。
2. 新しい環境での挑戦
新しい場所で仕事に取り組むことで、自己成長やモチベーション向上に繋がることがあります。
3. 人脈の拡大
新しい職場で働くことで、新たな人間関係が生まれます。地域の人々と交流することができたら、人脈を広げることができます。
4. 生活環境の変化
転勤先によっては、より快適な生活環境や趣味、活動を楽しめることがあります。引越しに伴い自分の家の荷物を整理することもできます。
デメリット:
1. 家庭や人間関係への影響
転勤が家族に負担をかけたり、親しい友人や地元との距離ができてしまうことがあります。新たな土地での友人関係の構築も必要です。配偶者や子供も同様のストレスがかかります。
2. 新しい環境への適応の難しさ
新しい地域での文化や仕事環境に慣れるまで時間がかかり、ストレスを感じることがあります。仕事道具の位置や使い方が違うため覚えるだけでも時間がかかります。
3. 生活の不安定さ
転勤先での住居探しや生活基盤の整備が必要になり、生活が一時的に不安定になることがあります。家の周辺施設や地理に慣れるのに時間がかかります。
4. 頻繁な引っ越しによる負担
定期的に引っ越しをしなければならないため、身体的、精神的、そして経済的な負担が大きくなることがあります。新居のカーテンサイズや収納スペースのサイズなどが住む家によって違うため、買い直さなければいけなかったりと、出費もかさみます。
転勤は自分だけではなく、家族も巻き込みます。できるならずっと同じ場所で働き続けたいですが、転勤族だとそうはいきません。特に教員は転勤がつきものなので、数年に一度このストレスと戦わなければいけいわけです。