教員の仕事メリット6選 〜10歩目〜

 

3年後(2028年3月)に公務員退職を目指すブログ(10歩目)

足をお運びいただきありがとうございます。

 私自身、教員の退職を目指していますが、教員の仕事にやりがいを感じていないわけではないので、今日は教員の仕事の良い点を書きたいと思います。

①人間の成長を感じられる

 受験や卒業など、人間の成長過程の節目に子供たちと接することが多く、その時に大きく成長する姿を近くで見ることができます。子供たちとのかかわり方にもよりますが、成長を感じるときに先生という仕事にやりがいを感じる場面が多いです。

②話す力(プレゼン力)が上がる。

 毎日、多くの生徒の前で授業(プレゼン)を行うので、話す力がついてきます。授業、単元の内容をかみ砕いてわかりやすく説明することで要約力が上がります。また実際の授業では声に抑揚をつけて聞き手をひきつけたり、人前で話す力が向上していきます。

③福利厚生がしっかりしている。

「働き方改革」からブラックなイメージの多い仕事とされている先生ですが、福利厚生がしっかりしています。教職員共済や互助会などから、各種貸付や助成などがあります。自動車などの高額な買い物をする場合も低金利でお金を借りることができます。結婚出産のお祝い金や、入院のお見舞い金、提携ホテルの割引などのサービスを受けられます。また産休や育児休暇の取りやすさなどは他の仕事に比べるとしっかりとしています。近年では男性職員も1・2年育児休暇をとる方もいます。

④お金を借りる時の信頼度が高い!

 クレジットカードを作ったり、各種ローンの申請を行う時の信頼度が高く、借りられる金額も多い。投資目的での土地の購入などはできないが、自宅を建てるためのお金も低金利で借りられる。

⑤有給休暇をしっかりと取り切れる。

 有給休暇を取りなさいという教育委員会や管理職からの指導もあり、取り切ることが可能。1時間単位で有給休暇を取れるので、午前中休んだり、早めに早退するなど柔軟に休むことができる。夏休みなどに有休を連続で取り、旅行に行くことも可能です。またその日の有休をその日に申請し受理されるなど、学校独自の文化があります。

⑥手当が手厚い。

 給料の金額は、事務職の公務員に比べれば、教職公務員として若干高いですが、給料は全国の平均賃金(地方では高収入)と言われています。しかし、給料以外の手当てが手厚く、賃貸の住宅に住む職員には「住宅手当」、遠方から通勤する職員には「通勤手当」、僻地に住む職員は「へき地手当」、大都市の学校に勤務する職員には「都市調整手当」、少額ですが「部活動手当」や「暖房手当」など、勤務や生活に関する手当が多くあります。それらを含めると生活はかなり楽になります。

 そのほか個人的な意見ですが、年齢の若い児童生徒と毎日かかわるので、若者の情報も多く入ってきます。そのようなことから比較的実際の年齢に比べると、見た目や考え方が若い方が先生方には多いようにも思えます。「教員の常識」=「一般の非常識」と呼ばれることもありますが、若い世代と生活を共にするには必要なチカラかもしれません。

 ここには記載していない教員という仕事のメリットもたくさんあり、やりがいのある仕事だと思います。もちろん給料などはすべて税金から支払われているため、自らの生活や仕事を律して働かなければいけませんし、保護者や地域住民から見られる仕事であるため、やりずらさ生きづらさを感じる場面が多々あります。また最近では、「働き方改革」からブラックなイメージの多い教員という仕事ですが、そういった議論では上がらない良い部分もたくさんあります。今後より働きやすい仕事になり、人気が出てくれることを望んでいます。

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