3年後(2028年3月)に公務員退職を目指すブログ(22歩目)
足をお運びいただきありがとうございます。
4月に中学や高校に入学し、その学校の部活動に加入すると年度当初に様々なお金がかかります。入部するのが運動系なのか、文化系なのかでもかかる費用はかわりますが、どんなお金がかかるのか理解してくと、準備ができるかと思います。
ここでは運動系部活動に加入した場合にかかる各種費用をまとめたいと思います。
①登録費
部活動でのチーム登録をする場合、多くは学校から支出されます。チーム名が学校の場合は団体登録費は、学校が集めている生徒会費や各種諸納金の中に含まれるお金から支払われることが多いです。個人スポーツの個人登録料は、学校から支払われることが少なく、別途部活動で徴収して支払われることが多いです。
②チームウェア・用具代
取り組むスポーツによっても、必要なものが違うため一概にいくらとはなりませんが、多くの支払いが発生する部分です。チームウェアやユニフォームなどはオリジナルデザインのものがほとんどで、ジャージ上下で18000~25000円。ユニフォーム(自分持ちの場合)15000~25000円(※ユニフォームがチーム持ちで、先輩たちから引き継いで使用しているスポーツもあります)。
スポーツに必要な道具ですが、硬式野球をやる場合、グローブだけでも安くて50000円はかかります。スパイクやバットなども硬式用は軟式用に比べると高くなります。靴はスポーツによって使うものが違うので、共有して専門のシューズを購入しなければいけません。例えば、陸上競技でほとんどの種目で使うことのできるオールラウンド用で8000〜10000円。専門種目(短距離用や跳躍用など)用は20000〜30000円ほどします。その他にランニングシューズが必要になります。
③部費
学校での部活動に場合は、通信費や郵便切手代、消耗品(テーピングやスポーツドリンクなど)の購入費、学校から支出されない大会費などを部費として集める部活動もあります。だいたい月500円〜1000円くらいのようです。ただバドミントン部などは羽の消耗が激しく、物の値段も上がっていることから、他の部活動よりも多く月3000円〜5000円となるケースもあるため、ここも取り組むスポーツによって変動します。
ただし、民間のスポーツクラブなどに比べると、指導費を加味していない分、運営費程度と安くなります。
④遠征費
インバウンド需要と運転手の不足から、バス代やホテル代が高騰しています。以前一泊2日(食事代も含む)で1万円以内でできていた遠征も、15000円〜20000円と値上がりしています。
バスも借りるサイズにより値段が変動しますが、一台1日20万円以上かかることも多くなりました。遠征費は総額を部員の人数で頭割りなので、部員が多ければ安くなります(バスの定員などの関係もあります)。遠征回数や遠征地域といったことや、入部する部活動の人数によって変動する項目でもあります。
⑤保険料
運動部活動は怪我のリスクがあるために、保険に加入します。自宅で加入している保険があれば、それも活用できます。学校で体育の授業なども含めた保険に加入しているケースもあります。住む市町村によっては、高校生まで医療費がかからないケースもあるため、怪我による保障は手厚くなっています。
何かとお金のかかる年度はじめですが、部活動にかかるお金を知ることで、事前準備をすることができるのでは無いでしょうか?子供達はより良いスポーツや活動を選択できるように支援していきましょう。